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2010年08月15日
リビング多摩 医療ホットライン 2009年2月25日号
Q.子供の歯列矯正が必要なのはどんな場合でしょうか。
8歳の子供の前歯が永久歯に生えかわりました。でも、歯並びが少し気になります。
歯列矯正が必要でしょうか。また、適切な治療時期を教えてください。
A.親から見ても気になるようだと、歯並びに問題がある可能性も。早めに診断を受けましょう。 6歳臼歯が生え、前歯4本が永久歯になった段階で、歯並びとかみ合わせの今後の変化が判断できます。
親から見ても気になるようだと、問題がある可能性が高いです。 口で呼吸していたり、時々いびきをかく、鼻炎の症状があるなら、さらに要注意です。
唇と舌が正しく運動すれば歯はバランスよく生えてきます。 しかし、ここに問題があるとかみ合わせや歯列に悪影響が出ます。
鼻が悪いと口呼吸になり、舌が下顎に落ちて歯列に影響します。 歯の矯正治療によって、鼻炎が改善した例もあるほど、鼻と口は関係が深いです。
受け口や左右ズレの場合は、4~5歳ごろの乳歯の段階でも顎(あご)の矯正治療を開始するのが望ましいです。 下顎後退(下顎が引っ込んでいる状態)や、でこぼこしている歯並びの場合は、混合歯列(8~9歳)時期からの矯正でもよいでしょう。
永久歯が生えそろうまでの第1期(8~12歳)は、主に取り外し式の器具を使った顎の矯正。
口の中に違和感はありますが、外して歯磨きできるので磨き残しがなく虫歯のリスクが少ないです。
第2期(12歳以降から)は矯正装置を歯のひとつひとつに装着します。8~9歳ごろからこの2段階の治療をすると期間は長くかかりますが、歯を抜かずに歯並びを治せる可能性が高くなります。 かみ合わせのズレは成長するにつれてより悪い方向に進みがち。 乳歯もしくは生え変わり時期でも治療開始は可能です。遅くとも、なんらかの成長がある10代のうちに歯列矯正するのが、正常な発育を促すためにも大切です。
国立 洋一歯科医院 東京都国立市中1-8-6-2F
2010年02月18日
リビング多摩 医療ホットライン 2008年12月年末年始号
Q.口の中のトラブルが全身に影響を及ぼすと聞きました。
歯周病が、全身に影響し、さまざまな病気を引き起こすことがあると聞きましたが本当ですか? どうすれば防ぐことができるのかを教えて下さい。
歯周病は「万病のもと」と言っても過言ではありません。
歯の表面に付着した歯垢が原因で起こり、歯ぐきの腫れ・出血、歯を支える骨が退縮し、歯がぐらついて抜けてしまう病気で、こうなってしまうと自然に治ることはなく、治療しなければ必ず悪化します。 歯垢(細菌の塊)は毒素を出し、歯肉や歯を支える骨を破壊。
さらに歯周病の細菌は傷ついた歯ぐきの血管を通り、ほかの疾患の原因となります。 疾患によりメカニズムは違いますが、歯周病菌が直接、影響するのは、肺炎、脳梗塞、心臓病など。
また、歯ぐきの炎症が広がると、炎症を引き起こす物質が体内で増殖して全身に影響し、糖尿病になりやすくなったり、低体重児が生まれる場合もあります。 そのほか、抗がん剤治療が必要になった場合、抗がん剤の使用により免疫細胞が減少、歯周病菌やその他の細菌が体へ侵入しやすくなります。 その結果、歯周病はもちろん、肺炎、脳梗塞、心臓病の急激な進行の原因になることもあるのです。 歯周病は重度になると完治が難しくなり、治療が長期に渡り、手術が必要になることも。 現在では、歯肉や歯を支える骨の再生手術も可能ですが、出来れば避けたいもの。
自覚症状の少ない歯周病を重度にしないために、まずは一年に一度の検査が必要です。
口腔内写真 レントゲン撮影 歯周ポケットの深さや出血具合 それらのデータを蓄積比較し、管理していくことが大切。 過去に受けてない人は、かかりつけの歯科医院での検査をお勧めします。 もうひとつ大切なことは、体の免疫力を高めること。 それには、生活習慣や食生活の改善、禁煙、ストレスをなくすことをめざしますが、一人で取り組むのは難しいものです。 モチベーションを持続させるためのサポートとして、自分とコミュニケーションのとれる歯科医師、歯科衛生士を選んで一緒に治療、ケアしていくとよいでしょう。
国立 洋一歯科医院 東京都国立市中1-8-6-2F
2010年02月04日
リビング多摩 医療ホットライン 2008年10月25日号
Q.どんなに歯磨きをしてもトラブルが絶えません。
昔から、歯磨きを熱心にしているのに、歯のトラブルが絶えずに悩んでいます。どうすれば改善されるのか教えてください。
A.口の中の状態を徹底的に調べてリスクを知り、歯磨きだけでなく、口内環境を整える治療を。 やみくもに歯磨きをしていても、歯のトラブルが減るとは限りません。
虫歯菌や、歯にフィルム状に張り付いている歯垢は、歯ブラシで完全に取ることは難しく、歯科医院でのクリーニングが必要。 歯磨きは、歯を磨くだけにとどまらず、歯ぐきのマッサージや、歯磨き粉(フッ素)を歯に塗るのが役目です。 歯の治療は歯を傷つけることになり、慎重に行いたいもの。 歯1本の治療でも、口の中全体を把握して隠れたリスクを知り、原因をはっきりさせなければ繰り返しトラブルは起こります。
治療前の検査で、なぜトラブルが起こったのか原因を知ることが大事。 自分の口の中の状態と、リスクを知ることが治療方針を決定するための大前提です。
リスク検査は通常、 レントゲン写真 口腔内カラー写真 カリエスリスク検査(虫歯菌の種類、唾液の質と量などの検査、飲食回数などの問診) 歯周組織検査 かみ合わせ検査を行います。 一般に、食事回数の多い人のほうが虫歯になりやすい傾向があります。 食事をすると口の中が酸性になり、歯の表面が溶けますが、唾液の中の“中和する能力”によって口の中を弱アルカリ性に戻し、歯の表面を再石灰化します。
つまり、唾液が歯を修復するので、質の良い唾液を出すことが大切。 食後にキシリトール(糖アルコール)ガムを噛んで唾液を出すことも有効です。
また、歯周病の治療は目に見える歯石をとるだけではありません。 歯ぐきの中に入り込んだ目に見えない歯石や歯垢の徹底除去、不調和なかみ合わせのコントロールなどが必要。 過度なストレス、喫煙は身体の免疫力を下げるので、生活習慣も見直したほうがよいでしょう。
自分の口の中のリスクを知ると、その後の治療法や日常生活での注意点が具体的に分かります。
医師による定期的な検診と検査を受けて隠れたリスクを知り、生活習慣を改善することで健康な歯を保ちましょう。
国立 洋一歯科医院 東京都国立市中1-8-6-2F
2010年01月26日
リビング多摩 医療ホットライン 2008年8月30日号
Q.インプラント治療を考えていますが大切なことは何ですか?
インプラント治療は、入れ歯やブリッジよりも快適に噛めるようになると聞きました。治療を受ける前に気をつけるべき大切なことを教えてください。
A.投資額の大きいインプラント。口の中の環境をきちんと整えてから治療し、長持ちさせましょう。
インプラント治療とは、顎の骨にチタン製の人工歯根を直接埋め込み、その上に人工の歯をつける方法です。
人工歯根と骨が結合するので、がたつかず、天然の歯のように噛む事ができます。 ブリッジのように周囲の健康な歯を削る必要がなく、入れ歯のような異物感もないのが特長です。 体に馴染みやすい金属であるチタンを使い、適応症の診断が適切なら成功率は約95%。 また、治療システムや技術、材料が進歩しているので痛みや腫れは非常に少なくなっています。
治療期間は骨の質により異なり、下の歯で2~4カ月、上は4~6カ月です。 最近では、見た目にも自然で、骨や肉の薄い前歯にもきれいな口元を実現できるようにインプラント技術が進歩しています。
治療前には口の中全体を検査します。
歯周病の状態が悪ければ先に治療し、かみ合わせに問題があれば、インプラント治療に先がけて矯正治療を行うことも少なくありません。
また、入れ歯生活が長く骨が退縮してしまい、インプラントを支えるのに必要な量の骨がない場合は骨の再生治療をします。
こうした前準備をきちんと行い、口の中の環境を総合的に整えることは、結果的にインプラントを長持ちさせることにつながるのです。
年齢的には骨の成長が止まる20歳くらいから可能です。高齢者でも可能ですが、外科処置時のストレスに配慮が必要です。さらに、アレルギーや糖尿病などの疾患についての術前審査も。 保険適用外で治療費が自己負担のため、初期投資額が大きくなってしまうインプラント治療。
治療期間も長く、治療後も、3~6カ月に一度のチェックやメンテナンスも必要になるため、担当医師とのコミュニケーションがなにより大切です。 適正な検査と、治療手順、費用、手術の危険性など十分な説明をしてくれる医療機関を選び、納得した上で治療を受けましょう。
国立 洋一歯科医院 東京都国立市中1-8-6-2F
2010年01月20日
リビング多摩 医療ホットライン 2008年6月28日号
Q.子供の歯並びが気になります。矯正を始めるのに適切な時期を教えてください。
親も一緒に矯正しようと思いますが、大人になってもきれいに矯正できますか。 A.子供の状況により時期は異なります。歯と歯ぐきが健康なら、大人も歯列矯正が可能です。
大人と子供の矯正治療には違いがあります。
子供の矯正は、成長期を利用する治療法で、顎(あご)の治療が行えることがメリットです。
治療は2段階。
永久歯が生えそろうまでの第1期(8~12歳)では、主に取り外し式の器具を使って顎の矯正をします。 口中に違和感はありますが、外して歯磨きできるので磨き残しがなく虫歯のリスクが少なくなります。
第2期(12~13歳)はマルチブラケットで固定し、歯の矯正をします。
8~9歳ごろからこの2段階の治療をすると期間は長くかかりますが、歯を抜かずに矯正できる可能性が高くなります。
かみ合わせのズレは成長するにつれてより悪い方向に進みがち。なんらかの成長がある10代のうちに歯列矯正するのが、正常な発育を促すためにも理想的です。
人生80年と言われる現代、豊かなQOL(クオリティーオブライフ)のために、歯の健康は欠かせないものです。
最近では、子育てや仕事が一段落する年代の40~50歳代の歯列矯正が増えています。
きれいな歯並びは、見た目の長年のコンプレックスを解消し、身体的・精神的にも良い影響を与えてくれます。 歯並びやかみ合わせを治すことで、ずっと気になっていた肩こり・頭痛などが改善するケースもあります。
器具・接着剤も改良され、目立たない色・形状のものが出てきたり、治療が早く進む方法もあります。
大人は虫歯や歯周病などのために、複雑な治療になる場合もありますが、大人の場合、ご本人に「治したい」という強い意志があり、モチベーションが高く、協力的なので治療がスムーズに進みます。
国立 洋一歯科医院 東京都国立市中1-8-6-2F
2010年01月19日
リビング多摩 医療ホットライン 期間限定で全掲載!
サンケイリビング新聞社で出している「リビング」というフリーペーパーの「医療ホットライン」というコーナーを、2008年6月から担当していたのですが、記事をご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
多摩地区版(リビング多摩)に記事が掲載されていました。
お住まいに投函されていない方、多摩地区以外の方にも広く読んでいただきたいと思っていましたが、著作権の問題で今までご紹介できていませんでした。
ようやく許可が下りましたので、明日より期間限定で、何回かに分けて全文をご紹介したいと思います。
お楽しみに!
国立 洋一歯科医院 東京都国立市中1-8-6-2F
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