2002年10月14日
美術館

都心から1時間強、千葉県郊外の佐倉にある川村美術館に、初めて行きました。正直言って、こんな郊外の美術館に年間10万人もの人が惹きつけられてくるなんて半信半疑だったのですが、予想をはるかに超えた素晴らしい美術館でした。
庭園には数百メートルの散策路があり、湖の白鳥を眺めながら歩くだけでも気持ちいいのに、丸くサイロのような建物が並ぶ不思議な空間の中に、モネ、ルノアール、ピカソ、シャガールのほか、教科書に出てくるような作品が多数並べられているのです。「作品」「建物」「環境」の3要素が調和した理想の美術館に、感動しました。
今回は、現代アメリカ抽象主義作家である、サム・フランシスの作品約60点が展示されていました。鮮やかな色彩と水墨画を思わせるハネやにじみ、余白を効果的に残した大画面、幅8メートルの巨大作品には、度肝を抜かれました。これだけ大きい作品をどうしたら描けるのだろう・・・、何枚見ても不思議でしょうがありませんでした。作品のすぐそばに立ちじっと見ていると、彼の息づかいが感じられ、徐々に後ろに下がっていくと、今度は自分が空を飛んでいて、上空から見下ろした風景にも見えるのです。
毎日、何ミクロンという細かい世界を見ている私にとって、こういう常識を超えた別世界との出会いはとにかく新鮮! 面白くて、会場を何度も歩き回り、すっかり長居をしてしまいました。
◆川村美術館のHPはこちら→http://www.dic.co.jp/museum/
2002年10月05日
美容院

最近、中学生から「先生! 髪形が変わったあ!」とか、同じ年くらいの男性から「イメージチェンジですか?」とか言われます。特に今年の夏は暑かったので短くカットしてもらったのですが、私のヘアスタイルは、すべてスタイリストのMさんにお任せしています。
Mさんは、季節やMさんのそのときの気分でカットするので、同じように仕上がることがありません。ヘアスタイルがしょっちゅう変わると、毎日手入れをするときに戸惑うことにもなりますが、この頭なのに、自由にスタイルをつくってしまう発想の豊かさはすごいなあと思っています。
Mさんと出会って4年になりますが、それまでヘアスタイルに全く無関心な私でした。今では、ひと月経つと自分では手に負えないスタイルになり、気になってくるので、表参道のMさんのところまで毎月行くようになりました。そして、今度はどう変わるのかが、だんだん楽しみになっています。
Mさんが魅力的で気に入っていることはもちろんですが、普段自分で手入れすることを人にやってもらうということが気持ち良く、お気に入りの癒し系スポットのひとつです。
洋一歯科医院のPMTCも同じ。普段自分で苦労しているブラッシングを他の人にやってもらい、気持ち良くなっている間に健康になっていく。美容院で髪の手入れしてもらうのと同じなんです。
2002年08月05日
グレイトバリアリーフ

医院を開院してからは1泊くらいですが、旅行が好きでカメラを片手にときどき出かけます。ほかの旅行は必ず学会や研究会のグループで行く国際学会がからんでいて、プライベートで行くことはめったにありません。
8月25日から、国際学会出席のためオーストラリアのブリスベーンに行くのですが、旅行会社から「一部ホテルが取れない」と電話に連絡がありました。せっかく行くので、グレートバリアリーフの島に泊まって1日くらいのんびりしたいと思っていたのですが・・・
「夏休み最後の週なので、どこも家族連れで混んでるんです。」と言うのです。私が小学生のときは、夏休み最後といえば宿題をやるときで、外で遊ぶことすらできなかったものです。海外旅行なんて思ってもいませんでした。
今は違うなあ、と時代の違いを感じながらも、うらやましいなあ、とも思ってしまいました。
・・・とはいえ、何とかグレートバリアリーフの島に泊まりたいので、出先から急きょ直接交渉のため旅行会社に行ったそんな日でした。